平成18年度事業報告書
平成18年7月1日から平成19年6月30日まで
特定非営利活動法人CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパン
1 事業の成果
本法人の当年度は、ミャンマーやカンボジアの貧困層に対して、現地の住民やNGOと協力関係を深めながら、物資を届けるダイレクトアクションによる物資の配布、孤児院の運営支援及び自立支援のための雇用促進プロジェクト等を実施した。ミャンマーに関しては、情勢が不安定なため、今後の訪問・支援活動が困難になりつつあるのが課題である。
また、スリランカのインド洋津波被災者地に対して、昨年度に引き続きダイレクトアクションによる物資の配布を行った。今後は、スリランカにおいても縫製指導等による自立支援のための雇用促進プロジェクトを展開していく予定である。
2 事業の実施に関する事項
(1) 特定非営利活動に係る事業
事業名 |
事 業 内 容 |
実施 日時 |
実施 場所 |
従事者 の人数 |
受益対象者の範囲及び人数 |
支出額 (千円) |
発展途上国民への人道支援事業 |
ミャンマー人道支援 @貧困地域や孤児院に対し、米、食料品、医薬品、衣類、消耗品雑貨及び学用品等の物資配布等による支援を行った。 Aミャンマー人の自立と相互扶助のため、縫製チームへの育成とマネジメント指導を行った。また、この縫製プロジェクトにより制作した衣類を買い取り、農村部への支援物資として配布する物々交換プロジェクトを行った。 |
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ミャンマー国内 |
25名 |
障害者 孤児 高校生 貧困地域住民 約2,800名 |
10,972 |
カンボジア人道支援 日本の学生ボランティアや地元のNGO等と協力しながら、医薬品等の物資の配布やシルクの織物を生業とする村へのマネジメント・品質向上指導とともに、現地NGOが自発的に実施する村訪問や物資配布に協力した。 |
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カンボジア国内 |
29名 |
HIV感染者 孤児 現地市民 約770名 |
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スリランカ人道支援 @米、食料品、消耗品雑貨及び学用品等の物資配布を行った。 A被災地の子ども達を中心に訪問による精神的サポートを実施した。 B現地NGOが支援要請をする村の現地調査を行った。 |
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スリランカ国内 |
12名 |
被災地市民 約300名 |
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奉仕活動の普及啓発事業 |
@インターネットによる情報提供を行った。 Aニュースレターの発行と配布を行った。 B支援物資紹介と参加募集チラシ・ポスターの作成と配布を行った。 C国際交流を目的としたチャリティー事業「ハートエキスポ」や関連団体との交流・情報交換を行った。とりわけ、「ハートエキスポ」については、当法人が主幹となり、イベント等の運営に協力した。 |
日本国内 |
10名 |
一般市民 不特定多数 |
431 |