ニーム栽培の仕事づくり |
スリランカの活動センターの農地、支援先の村(候補地2箇所)
カンボジアの実習センターほか所有の農地で
自生しているニームの種から苗作り
村の人たち、孤児院に仕事や収入源ができる。
ニームの苗栽培と共に、葉、実、種の回収
自分達の田畑の土壌改良、防虫、肥料として役立てる。
他の村や、他の所有農地への利用分は購入支援する。
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ニーム植林で荒野を緑化 |
内戦後の村、農地復興にニーム植林
スリランカ内戦勃発地、北部の村(セラウィラ村)の仕事ができる。
内戦で荒廃した北部(気温は非常に暑い)の緑化に貢献
戦後、手をつけられてないまま砂漠化しつつあるカンボジアを緑化
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ニームで土壌改良・生活向上 |
ニームを最大限に活用、自立に向けて...
田畑の生産性向上や、荒野の開墾にニームを肥料や防虫剤として実用化
現地の人々と協働で、薬効を研究
原材料としてのニーム産業の起業
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プロジェクト募金&普及活動 |
ニームの効果を家庭菜園、生活空間で実験
まずは、現在、日本に市販されている製品を使って、
また、アジアの支援活動が進めば、現地の材料を使って、
ニームの薬効(アーユルベーダ伝承医療)があるといわれている
いろんな使い方を、家庭での日常生活の場で実験。
協力ボランティアグループを中心に試用されており、
関心を集めながら、プロジェクト協力や、ボランティア参加し
プロジェクトを支えるボランティアメンバーを募っている。
慈心会四国西ブロック 長渕順子さんが、ハートスペースと
協働で、手をあげてくれています。(ブログ)
ニームを日本で有効活用
上記の実験などを参考に、更に研究や実用化にむけての開発など
国際貢献と共に、ニームを原材料として有効利用してくれそうな
団体や企業、行政事業とつながるよう、協力参画を募る。
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ニンコホンバ実習*薬効研究 |
2009年12月〜 日本語学習&技術研修プログラムに参加するアジアの研修生や、
日本から参加ボランティアスタッフに実習科目として、ニーム(ニンコホンバ)の実験を
行ってもらう。支援先のジプシー村でニーム採取、スリランカ活動センターで活用実験。
(A)日本で市販されているニームオイル製品、ニームケーキを使用して試験使用
● 庭の菜園での防虫スプレー
● 庭の菜園での土壌改良肥料
● 室内の殺菌、消臭スプレー
(B)栽培実験(村から種を入手して、苗作りを始める)
● センターの庭で育苗実験
● ある程度育てば、センターの農地に植樹
(C)現地自生ニンコホンバ(ニーム)の研究(葉、実、種の実用実験)
● 現地に自生しているニームの観察研究を行う
● 葉、樹皮、実、種を使った実用実験(センターの菜園/農地等)
⇒乾燥葉の抽出液、種の核からニームオイルとニームケーキ、
種の殻や乾燥果実の粉末など作成実験実施(2009/12〜)
● 日本で市販されているニーム製品との効果比較
2010年4月現在、研修を修了したミャンマーからの研修生が母国に戻り、地元の
ニームについて調査しながら、日本やスリランカからのニームを使った土壌改良、
防虫(建物の)、畑利用などで実験継続をする、という予定です。
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スダウ実習*薬効研究 |
2010年1月〜 シェムリアップのC.P.C.S.P(通称PCO)孤児院と協働で、カンボジア北部に
自生するニーム(スダウ)の栽培と実用化をめざし、実習ファームにて実験を行う。
孤児院内では、栽培実験を行う。
(A)自生するスダウを土壌改良・防虫薬として活用研究
● 葉、樹皮、実、種を使った実用実験(実習ファーム)
● カンボジアに2種類あると言われるニームの学習、比較実験を地道に行う
● ほとんど認知されていないスダウの農業活用を実用化めざして研究し、
実績を作る→苗や原液、種の販売が孤児院の収入になるように
● 乾燥葉から原液を作り噴霧する実験(2010年1月開始)
⇒回数が多かったのか、葉が黄色になったと報告あり。
● 絞ったあとの葉を土壌改良肥料として活用(2010年1月開始
(B)ニーム栽培実験(村から種を入手して、苗作りを始める)
● 孤児院の庭で育苗
● ある程度育てば、実習ファーム等、乾燥砂漠化地に植樹
(C)実習ファームの土壌改良
● 実習ファームでは、ほとんど野菜も果樹も育たず、土壌改良は最大の課題。
土作りを学び、地道に根気強くやり続ける事を学べるよう、現地で手に入る
自然資材を使って堆肥作りなどを実施中。(2010年1月現在)
● 葉、樹皮、実、種を使った実験をしながらも、日本で市販されているニームケーキ
等の製品を使い、将来は、自家製のオイルにシフトさせる予定。
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