CEALO グローバル・ハーモニー・ジャパン
事業レポート/収支報告
事業種:
人道支援事業−2 カンボジア支援(3)
事業名:
05’12月 カンボジア人道支援(3)
開催日:
2005年12月18日-12月22日
従業者:
6名(内アメリカ人3名
)
受益者:
プノンペン・トンレサップ地区貧困層250世帯、孤児1000人、学生、カンダル州 200世帯
事業内容:
地元NGOとの連携で、プノンペンの貧困層250世帯に米の支援と、5箇所の孤児院の子ども達1000人に文具の支援を行った。織物の村へは、継続して訪問し購入を通した支援を行う。また、石川県にある小学校からの要請を受け、子ども達からのメッセージと折鶴を孤児院の子ども達へ手渡した。日本の子ども達とカンボジアの子ども達の真の交流を求めての第一歩という要請だったが、カンボジアでは今年8月に名古屋万博の国際交流合宿へ参加した学生に再会し、学生達にこの架け橋づくりを提案した。まず学生達自らの平和活動への意識とカンボジアの現実を理解するために、学生も参加して支援物資配布のダイレクトアクションへ参加をした。(2回目)
受益者:
1)プノンペン・トンレサップ地区貧困層250世帯
2)プン・プレック・トレサー村 、プレック・ロンタス村
事業目的:
1)
貧富の差で治安が悪化しているプノンペン市内の人々を支援するため。
2)
若い世代の平和意識とダイレクトアクション参加意識を高め、カンボジア全体の自立を支援するため。
3)
日本の子ども達のダイレクトアクション参加意識を育てる応援のため
事業の成果と課題点ほか:
1)
プノンペン市内、近郊にある孤児院や更正施設(ドラッグなど)の子ども達、青年達に物資を手渡す。学生達が参加したことにより、支援は上から下であってはいけないこと、同じ世代でも苦しみを抱えた若者がいるというカンボジアの現状をより深く把握してもらうことができた。学生達のダイレクトアクション活動が継続して行えるよう、学生奉仕チームを主体とした活動も始める予定。
2)
カンダル州の絹織物の村で違う地区を訪問。購入を通じた支援を継続。若い世代が技術を学び生活している村の、文化・技術継承を継続して支援。
3)
カンボジアの子ども達と交流を望む日本の小学生から依頼されたメッセージ(手紙、折鶴、ビデオレター)を、真の交流につなげるために、まず子ども達をサポートできる高校生にみせ、カンボジアが外国からどう見られているかを知ってもらった。学生の自主的な奉仕参加の様子を日本の子ども達にまず見てもらい、カンボジア人同士で助け合いをしたいと望む学生もいることを知ってもらうことに。今後の双方の成長と交流が期待される。
収支報告
収入の部
国際協力基金
\458,896
収入合計 @
\458,896
支出の部
人道支援(物資購入、支援金)
\458,896
USドル換算
$3,767.00
<ドル買レート 1$=121.82>
支出合計 A
\458,896
@−A
\0
※アメリカNPOとの共同で、合計
$5,374.00
相当の支援物資・資金の寄付を行った。
備考:
1)従業者の渡航、滞在費については、米国NPO法人Foundation for Glboal Harmony,U.S.Aによってサポートされた。
学生奉仕チーム
若い世代が技術を継承しているシルク産業の村
孤児院の子ども達へ文具を手渡す学生