CEALO グローバル・ハーモニー・ジャパン
事業レポート/収支報告 
事業種: 
人道支援事業−2 カンボジア支援 第3期−(5)
事業名: 17年度 3-4月 カンボジア人道支援(5) 
開催日: 
2006年3月30日-4月5日
従業者: 
2名
受益者: 
プノンペン学生、地元NGO、カンダル州シルク村
事業内容:
地元NGO(Hope of Cambodia) との連携で、地元の青少年奉仕メンバーの中で、アートを専攻する高校生、大学生、青年が中心となり企画運営した「絵画コンテスト」を実施した。継続して、シルク織物の村支援事業、用水路プロジェクト事業への支援を行った。

受益者:
1)プノンペン周辺の高校生、大学生 約15名、農村の児童/学生約500名
2)プン・プレック・トレサー村 、プレック・ロンタス村 (NGO/Hope of Cambodia協力事業)

事業目的:

1) 継続して、自立支援と平和活動に関心のある青少年の育成と信頼関係の構築を進めるため。
2) 農村地の恵まれない子ども達に、都市部の恵まれた青年たちの扶助精神を育むため。
3) 地元NGOと協同で行う、自立した織物生産を行っている貧困村支援事業と用水路プロジェクト
   事業が順調に行われているか、NGOが正しく管理支援を行っているか調査し、引き続いて
   支援を行うため。

事業の成果と課題点ほか:

1) 前回訪問時に、学生・青年たちに自発的な平和活動を促し、都市部の恵まれた彼らができる
平和活動として、コンテスト事業を提案した。具体的に準備が進み、学生の設定と運営で実施が
決定したので今回の訪問となった。学生たちは、農村部の学校に直接企画提案をし、教育者の
賛同を得るところからはじめた。4箇所の村の学校で趣旨の説明、絵画の指導も行い、
各学校において事前審査も行った。25名を最終審査に選出し、会場設営を行って、公開
コンテストとなった。今回コンテストに参加した子供たちが引き続き学校では学べない、図工や音楽
など、文化や豊かな感性を育てるためのサポートをどのように行うか、単にコンテストで賞を
とった、とらないだけで終わらないよう地元NGOや学生たちと検討を行いたい。

2) 地元NGOが、購入によるシルク織物の村支援の方法をより正しく認識してもらえるよう、
管理・運営の指導と認識の共有を行った。買うため、売るために購入するのではなく、地元の村民が
自立し働き、品質管理や会計などが正しくでき、自分たちで経営ができるところまで支援することが
目的であることを明確に伝え共通認識として理解を深めた。用水路プロジェクトに関しても、
稲作に関わることは少なくとも2年は準備・指導・調査期間が必要であることを話し合い、
継続支援の方法を成功例を元に検討した。


収支報告

収入の部
国際協力基金 \1,142,223
収入合計 @ \1,142,223

支出の部

人道支援(物資購入、支援金) \1,142,223
USドル換算 $8,638
<ドル買レート 1$=119.23>
支出合計 A \1,142,223

@−A \0


備考:
1)従業者の渡航費については、米国NPO法人Foundation for Glboal Harmony,U.S.Aによってサポートされた。



学生のミーティング
シルク村訪問時の学生