国際ハートエキスポ 2004 in Japan チャリティー事業収支報告

【事業収入の部】
チャリティー事業収入 \5,552,375
チャリティー寄付金 \4,741,825
チャリティー基金 \7,503,540

合計収入(A) \17,797,740

【事業支出の部】
事業費用 \9,894,950
*カンボジア人道支援 \7,503,540
日本・米国人<学生4名>旅費
カンボジア人道支援へ参加
\399,250

合計支出(B) \17,797,740

【収支差額】

(A)-(B)=                     \0

*カンボジア人道支援明細
W.V.O.<HIV孤児院>新築費用 \2,860,000
W.V.O.<HIV孤児院>運営支援 \792,000
W.V.O.<HIV孤児院>井戸設備支援 \440,000
物資配布 孤児院, NGO数箇所   \470,800
K.D.F. 共催文化復興プロジェクト
(民族舞踊コンテスト費用)
\1,510,740
パームトゥリーNGO/孤児院運営支援 \935,000
パームトゥリーNGO/孤児院食堂建設 \495,000

人道支援事業支出 \7,503,540
W.V.O<HIV孤児院>家屋
2004.5 完成
W.V.O 井戸           
パームトゥリーNGO食堂
2004年4月完成   
支援物資一例  民族舞踊コンテスト開催
2004.3.9プノンペン市内


会計報告と反省点: 

NPO設立初めての大きなイベントとあって、現地の任意団体に事務局設立の協力を得て事業決算を行いました。
反省点は、全国、海外からのイベント参加者の会費の扱いについてです。

収入について
反省点
全ての参加者の宿泊費、貸切バス代、食事代が事業の収入出に反映される形になった。

その理由
@ 1週間で計画された様々な小イベントの全参加費に寄付金が含まれていた。
A 参加者の同意の下、実費に差額が出た場合、全て寄付にするという決定があり、窓口を一つする必要があった。
B アメリカNPOがアメリカ人の参加費を回収し、資金移動を行うために、移動先を日本の認可を受けたNPO法人である必要が   生じ、参加者の費用ために別窓口を現地事務局に任せることができなかった。


したがって、現地事務局の会計をそのまま当団体の事業決算に活用いたしました。

支出について
支援費
当初、孤児院建設のための資金を集める目標でしたが、募金が予定をはるかに上回り、次に計画していた事業や、参加した孤児達の所属する孤児院にも還元できる事業に役立てることが出来ました。
当団体の方針により、カンボジア支援という目的でお預かりした寄付金を、蓄えたり他の目的に使用することはしませんでした。

事業費
大きな事業支出になったのは、上記の反省点にあるように、参加者が必要とした実費と、県に協力を得られなかったイベントホール会場費が響いています。

総合
上記のように反省点は多くあります。当初、税理士にも相談はいたしましたが、こちらの説明が不足していたのか、他に正しいやり方があったようにも思います。
チャリティーイベントが、収入事業としてみなされるかどうかは、県の税務署によるそうですが、埼玉県には正しい処置をしていただき、税金の免除を受けることが出来ました。会計処理を除いては、多くの人が関わり、支援を必要としている子ども達とも、喜びと感動を分かち合うものになってよかったと思います。