事業/収支報告 事業種: 人道支援事業−2 カンボジア支援(平成18年度第4期-1) 事業名: 07’2月カンボジア人道支援(1) 開催日: 2007年2月7〜2月20日 従業者: 29名 受益者: 約770名(孤児院70名、ガールスカウト100名、村3箇所支援) |
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事業内容: | |||||||||||||||||||||||||||||
日本から、ボランティア体験を希望する26名(2グループ)と、母国外でのダイレクトアクション学習のためにミャンマーから現地協力者1名が同行し、地元のNGO関係者、学生ボランティアメンバーと信頼関係を相互に深めながら、現地での継続支援を協同で行った。 | |||||||||||||||||||||||||||||
受益者: 1.乳幼児を含むHIV感染者(ホームレス)支援(約300名) 2.Orphan Care and Training Association コンポンスプー孤児院(70名) 3.地元ガールスカウト活動支援(メンバーの子ども50名、訪問村102人) 4.シルク織物村 (カンダル州プルックレイ村)(約20世帯) 5.シムリアプ村支援(学習センター予定地)(子ども:200名、家族100世帯) |
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事業目的: 1.地元の協力NGOや、継続参加する学生ボランティア、支援先の村民との信頼関係を 継続して深める。 2.国際ハートエキスポ事業協力のため、現地での準備を始める 3.学生ボランティアと、日本から参加の学生の交流と相互理解を深める 4.シルク織物を行う村の継続したマネジメント指導と品質向上指導 5.現地NGOが自発的に実施する事業協力(ガールスカウト支援) |
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事業の成果: 1.日本からのボランティアに当団体のダイレクトアクション事業活動を体験してもらうことが でき、理解と協力が深まった。 2.2003年に実施した、舞踊コンテスト事業にて、受賞した孤児院を訪問。賞金で、孤児院の 床(タイル)を作るなど、貧しいながら責任者の誠実な運営がみてとれた。突然の訪問 にも関わらず、子ども達が規律正しく生活していた。 3.シルク織物を行う村のマネジメント学習がはかどらず、村民がやる気があっても能力不足 により進展は遅い。学生ボランティアが、現地の責任者をサポートし、計算、伝票記入 が可能になった。 4.現地のガールスカウトが実施する、村訪問と、物資配布に協力、現地の子ども達が、 支援活動に体験参加できた。 |
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事業の課題点ほか: 1.孤児院は、屋根と床しかない状況。与えるだけではなく、自らの努力で修復等ができる にはどうしたらよいかを、責任者、年長の子どもと共に考え実施していく必要がある。 2.シルク織物の村が、嘘をつかなくなった、品質や採寸に気を配るようになった等、 一定の成果はみられるが、最低限の計算能力、品質管理を高めたい。 3.現地でも奉仕活動を始める活動が盛んになってきたのはよいが、差別や上下関係が 国民同士の中で現れていることが見て取れ、残念。今後の子ども達支援、学生支援に 力を入れたい。 |
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収支報告 | |||||||||||||||||||||||||||||
事業予算 <ドル買レート 1$=118,72>
※品目別に細かくドル、現地通貨で換算し計上しているため、若干の 差額が発生しています。(±43) |