特定非営利活動法人CEALO グローバル・ハーモニー・ジャパン 事業報告書 |
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事業/収支報告 事業種: 人道支援事業−2 カンボジア支援(平成22年度第8期-3) 事業名: 11’2月カンボジア人道支援(3) 開催日: 2011年2月7〜2月19日 従業者: 12名 受益者: PCO孤児院(子ども26名)、Chamcar Morn Center孤児院(子ども110名+ 近隣の貧困層世帯110)、Russey Keo Center孤児院(子ども110名、近隣 貧困層世帯110)、手織りシルクの村、実習ファーム事業 |
Cambodia 2011年2月 |
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事業内容: | |||||||||||||||||||||||||
1. シェムリアップ・PCO孤児院: スリランカで実施した日本語学習&技術研修プログラム(2010年11月〜2011年2月6日)に、2名の学生が参加、代表と、地元大学の学生ボランティア1名が短期で参加をしたが、2名の学生は、2週間で辞退し、帰国。事態を重く見た代表者は、これまでの孤児院での教育や今後について方向性を明確に定め、同情や与えるだけのスタンスを改め、自立心と奉仕精神を育てていく教育と、生活面の改善を行う決意から、再度当団体の継続支援と協働の要請を受けた。2月の3週間を予定として日本人ボランティアが滞在支援を行うことになった。9日〜13日まで、10名の支援活動体験参加者が日本から訪れ、孤児院での野外調理、シルクの草木染、レモングラスの刈入れ、ベッド作りなど大工仕事、実習ファーム作業を全員で行った。孤児院は現在、自給自足と運営費をまかなう為、田んぼで稲作を開始し、魚の養殖を実施しているが、ま試験段階。 支援内容は、毎月$500の運営支援(6か月分)、農業支援($2,500)、米20袋、食料品(豆、乾麺、保存食、調味料等)、衛生・清掃用品、日本からの日用品・衣類物資、農機具、清掃備品などの寄付を行う。 2.Chamcar Morn Center孤児院/Russey Keo Center孤児院: 地元NGOからの依頼により、2箇所とも初めての訪問になるが、それぞれ100名の子ども達が暮らす孤児院を訪問。米、食料品、保温ポット、日本からの日用品・衣類・学用品、お菓子、文具の寄付を行う。また近隣の貧困層100世帯に対し、支援物資の配布を行った。支援物資の調達は、地元の市場で行うが、地元の大学で日本語を専攻している学生ボランティア5名が通訳、手伝いに参加し、1家族、子ども1人分のセット作りを夜遅くまで手伝う。 3.手織りシルクの村(Prek Rontas): 直接の継続支援から、現在もShien Tokyo(NPO)と地元協力NGO(H.O.C)を通じ、協働、または間接的に支援を行っている手織りシルクの村。今回は、シェムリアップにあるクメールシルク研究所に宿泊見学をさせてもらうことになり、草木染などの技術指導を受けることができた。藍染のアドバイスを受け、Shien Tokyoから水のタンクなどの寄付がされた。普段は、シルクの織物だけ行っている村の人も、孤児院支援や実習ファームでの野外協働活動にも参加し、PCO孤児院で栽培されたレモングラスで草木染を孤児院内でも行った。関係者間の信頼関係をより強固なものにでき、また、ボランティアと合宿するなど様々な体験から、視野も広がり、技術面に関しても向上させ、心を込めて作品を作る意識を啓発された様子だった。 4.実習ファーム事業: 2年前に日本から持参した(インド産)ニームの苗木が、大きく育っている。池の穴掘りを継続して行い、PCO孤児院の子ども達、日本人のボランティア参加者、地元のカンボジアボランティア、シルク村の人々とが一緒に汗を流し、恒例のカレーを作って交流を深めることができた。マンゴー、バナナなどの植物が順調に育っており、何も育たないといわれたこの土地で、継続して行うことで少しずつ変化が見えてきた。 |
PCO孤児院 実習ファーム |
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事業レポートブログ参照 ●今回の支援で配布された、支援物資回収事業のレポート ●シルク村支援レポート(NPO法人Shien Tokyo水谷千絵さん) ●現地協力NGO団体: Hope of Cambodia、Foundation of Khmer Development |
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収支報告 | |||||||||||||||||||||||||
事業予算 $1=\87.22 リエル:$1=R4,040
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