特定非営利活動法人CEALO グローバル・ハーモニー・ジャパン 事業報告書

事業/収支報告 
事業種: 
人道支援事業−2 カンボジア支援(平成22年度第7期-2)
事業名: 10’6月カンボジア人道支援(2) 
開催日: 
2010年5月30〜6月10日
従業者: 
20名
受益者: 
孤児院@(子ども26名)、村の寺子屋学校A(子ども40名)、
     孤児院B(子ども44人+近隣の貧困層100世帯、実習ファーム事業
Cambodia
2010年6月
事業内容:
1. シェムリアップPCO孤児院:
継続支援依頼に対応するため、5月10日〜3ヶ月の予定で日本人ボランティアが3名交代で滞在支援を行うことになった。滞在目的は、第一に日常レベルの子ども達の生活や運営状況、これまで一緒に行ってきた実習ファームの作業や孤児院の所有する農地の計画のための調査や、孤児院内で行っている日本語学習の見直しなど。その進展状況と、必要な物品、設備の調査のため、孤児院を訪問。孤児院の教育、人材育成を目的に、孤児院の年長者に他の孤児院支援にも参加を促し、プノンペン大学の学生ボランティアや日本人との合宿体験、実習ファームでの協働作業、絵本の読み聞かせなども体験してもらった。

支援内容は、前回に引き続き、毎月$500の運営支援(今回は次回訪問予定を見込んだ6か月分)、日本人ボランティア受け入れに対する協力金($100/1ヶ月)、米20袋、日本からの日用品・衣類物資、食料品(豆、乾麺、保存食、調味料等)、衛生・清掃用品、防犯のための有刺鉄線設置、生活用水のための水タンク(2t)設置、などの寄付を行う。

2.村の寺子屋学校:
シェムリアップでボランティア活動に参加しているカンボジア人より依頼があり、シェムリアップ市内にある小さな村の寺子屋学校を初訪問。以前は寄宿制の孤児院として運営、現在は、経済難のため、村の人が子ども達を引き取り、毎日通学する学校として運営している。日本からの日用品・衣類・学用品、お菓子、絵本(絵本プロジェクトより寄付)の配布などを行った。今回で3回目のボランティア参加のプノンペン大学生の協力により、PCO孤児院の学生が読み聞かせを覚え、学校の子ども達の前で披露。

3.CED孤児院
支援要請のあった、プノンペン市内の川沿いの村にあるCED孤児院を初訪問。子ども44人、近隣の貧しい家族100世帯へ物資の配布を行い、孤児院のための食料や文具、日用品を寄付支援した。(米、調味料や保存食等の家族セット、保温ポットなど日用品、文具、衣類、消耗品等)

4.Hope of Cambodia
毎回、運営や事業費用として寄付をしている現地協力NGO、H.O.Cは、現在、シルク村支援、実習ファーム事業、PCO孤児院継続支援、絵本プロジェクト支援に関わり、当団体が訪問していない期間に、支援先の定・不定期調査を行ったり、村や孤児院、また現地でボランティア参加している学生等ともコミュニケーションを計りながら継続した信頼関係と事業活動が行えるよう、通年活動をしている。当団体の会計に詳細はあげていないが、毎回訪問時には、支援金の使途詳細とレシートのコピー、会計レポートが提出されている。特に、実習ファームやPCO孤児院など、緊急の対応が必要な際、迅速な支援が可能。




上3枚)PCO孤児院

物資準備


村の寺子屋学校


実習ファーム作業



CED孤児院、近隣貧困層支援

事業レポートブログ参照
活動レポート(笠井睦代、飯田美佳

活動体験レポート(松原あけ美
活動体験レポート(大久保登美子


受益者:
. P.C.O孤児院(Poor Children Orphanage)孤児26名+スタッフ4名 
2. シェムリアップ村の寺子屋 子ども40名、教員3名
3. Orphan of L'orphelinat Du Cambodge (CED) 子ども44名、近隣貧困層100世帯、教員13名
4. 社会奉仕活動への体験学習を希望するプノンペン大学で日本語を学ぶ学生3名

●現地協力NGO団体: Hope of Cambodia、Foundation of Khmer Development 


収支報告
事業予算
$1=\94.02 リエル:$1=R4,200
カンボジア人道支援 円換算
ドル換算
<内訳>
シムリアップのPCO孤児院(物資支援、運営・自立) \568,399
移動・運搬費、労働者 \54,652
シェムリアップ村の寺子屋学校 \47,010
CEDセンター、近隣貧困層支援 \330,354
H.O.C 実習ファーム、PCO孤児院の継続支援・活動費として \188.040
残リエル(現地通貨通貨)募金箱 \40
合計 \1,188,455 $12,640.00