事業/収支報告 事業種: 人道支援事業−2 カンボジア支援(平成20年度第6期-2) 事業名: 08’11-12月カンボジア人道支援(2) 開催日: 2008年11月29〜12月5日 従業者: 9名 受益者: 貧困村3箇所300世帯、孤児院2箇所114名、学童320名 |
Cambodia 2008年11-12月 |
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事業内容: | |||||||||||||||||||||||||||||||
バンテライスレイにある学習センター候補地、アンロンヴェンにある農地(マンゴー農園プロジェクト)および、新たに子ども達支援のために有効活用できるようにとセノイ地域で提供された土地を訪れ、管理と近況状況を視察、管理者の指導と継続支援を行う。近隣村の貧困層の子ども達、人々には物資配布の直接支援を行った。孤児と村の子ども達に教育を行っているセンターより支援依頼があり、文具や米などの支援を行った。前述3箇所の土地では、人々との信頼関係作りが中心となったが、今回、管理人として新たに手を上げた家族に野菜の栽培指導を主に行った。シルク織物の村にも継続自立支援を行い、前回訪問時の提案から、日本の協力NPOのShien
Tokyo、地元協力NGOのHope of Cambodiaと、村の人々の三者協働で行うプロジェクトを開始した。また、 |
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受益者: 1. ハッピー孤児院(Kruosa Rikreay Orphanage)孤児44名 2. バンテライスレイ学習センター管理者候補(貧困層世帯)2世帯 3. セノイ地区貧困層 (162世帯、子ども250人) 4. ボン・チュプン孤児院&周辺貧困層住民(孤児70名、100世帯、子ども220人) 5. 手織りシルクの村(Prek Rontas Kandal Province) (2世帯) ●現地協力NGO団体: Hope of Cambodia、クメール開発財団 |
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事業目的: 今回は、これまで継続支援してきた孤児院を含め、貧困層の多い地区で孤児院運営や近隣の子ども達の教育支援を行っている地元のプロジェクトに協力、物資の直接配布や運営資金の寄付を行う。 また、当団体の人道支援事業に協力する日本人のプロジェクトグループが2組参加。これまでの継続支援の中で、カンボジア人の自立、子ども達の将来を支えることができる長期的な事業として見込まれる、シルク村の伝統産業支援事業と、農業支援の2つの事業を現地協力NGOと共に進める。 |
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事業の成果: シルク織物の村を対象とした、日本人プロジェクトチーム、地元NGO、村の人の三者協働で行う新事業計画が、現地で順調にスタートした。言葉や文化、生活や価値観の違いから、三者が協働で行う事業への指導を行い、当団体の行う人道支援の延長で、具体的な技術指導などによる自立支援活動を独自に行う。 農業に関わる支援については、これまでに地元の住人に管理を任せたマンゴー農園、学習センターの土地管理人として任せていた家族、また、新たに寄付の申し出のあった土地を訪れ、様子を伺った。任せて以降、真剣にやる者もあれば、なまけているだけの者もあり、真剣に行っている所には、その実力レベルは問わず、次の支援を実施する。日本から持参した野菜の種を渡し、栽培方法を指導した。 |
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事業の課題点ほか: シルク村の支援に関しては、村全体には及ばないが、一部の支援を自立支援を行うボランティアチームに任せることができた。次は、支援を行う側、受ける側が正しい関係で協働事業を行う展開を見守り、必要な指導、支援を行っていくことが当面は必要と思われる。 農業支援、学習センター計画については、まだまだ進展があったとは言えない。ボランティアスタッフが中・長期的に滞在し、指導と研究を一緒にできる体制を作っていくこが課題。 |
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収支報告 | |||||||||||||||||||||||||||||||
事業予算 <ドル買レート 1$=112.19> リエル:$1=R4,080
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