特定非営利活動法人CEALO グローバル・ハーモニー・ジャパン 事業報告書


事業/収支報告 
事業種: 
人道支援事業(平成25年度第11期-1)
事業名: 
人道支援事業‐東南アジア人材育成
受益者: 
カンボジア、ミャンマー
人道支援事業
<東南アジア人材育成>
2013年7月〜
2014年6月末
事業内容:

東南アジアの活動拠点DACCの設置により、人道支援目的の村や孤児院の訪問支援以外に、現地での通年継続実施が可能になってきっため、日本人との共同生活や事業協働を通じた自立のための研修や東南アジアと日本の架け橋役となれるの人材育成に本格的に取り組めるようになった。あくまでも人道支援の一環とし、訓練学習者の主な対象はミャンマー、カンボジア等東南アジアであるが、活動地が日本を含め数か国にまたがり国籍も活動国と同一でない事業活動も生じるため、物資や資金提供を中心とした国や地域別・施設ごとの支援事業と別途報告することにした。
主な事業:
@DACC事業協力:主に、Hope of Cambodia所有のダイレクトアクションセンター拠点(DACC)運営事業と拠点内及び近隣で実施する人道支援事業及び事業協力
A技術研修事業:主に縫製や農業など技術的な指導や、事業の現地活動を自主的に行えるリーダーシップや奉仕精神の啓発に関わる学習を含めた研修事業とそれに関わる設備や機材の提供等
B人材育成事業:当団体の国内外の事業企画、運営への参画、活動参加等実務を通じ、東南アジアと日本の架け橋役となり、つながりと相互理解、平和推進と現地人道支援活動等を主体的に実践できる人材育成を行う。
C日本語学習推進事業:日本語を学習し自立に役立ててもらうため、東南アジアの子どもから大人までを対象とした日本語の学校、研修に関わる事業の実施、及び事業協力。


カンボジアDACC(A館)

カンボジアDACC(C館)

職業用ミシン

来日、日本の農業体験

国内で講演
本年度の活動内容:
@本年度も、引き続きカンボジアDACCに対し、当団体だけではなくDACCを利用している地元NGOや日本のNPOの人道支援や教育に関わる事業が継続されることを願い、施設賃料の支援を行い、医薬品や消耗品をはじめ、施設利用者に必要な物品提供を行った。

A
カンボジアDACC拠点で実施された縫製技術研修(通年/4月5週間研修)をはじめ、農業や環境浄化に関わる技術・マネジメント・リーダーシップ啓発等の学習を行う東南アジア人の渡航・滞在支援、及び指導、運営援助、機材や道具提供を行った。

B 現在、ミャンマー人3名が、日本語能力を高め(現在N3/N2/N1レベル各1名)、内1名は通信大学の生涯学習学科で専門知識を身につけながらDACC事業、カンボジア・ミャンマー人道支援事業、日本国内での事業活動に従事している。今期では、独自に日本語学校を設立運営、他NPO団体の事業参画の要請を受け来日、国内で講演を行う等、3名共に学習成果を生んでいる。

C カンボジア、ミャンマーで現地の個人や団体が、低所得者や貧困層、孤児院等施設の学生を対象に非営利で運営している日本語学校を支援し、日本語研修(半日〜1週間)を実施、ボランティア教員(日本語ネイティブ含む)への指導や、教材提供、日本語能力試験受験等の支援、並びに通訳者派遣、来日実習を行った。

収支報告
【事業支出】※期間限定訪問/現地決済による人道支援以外の人道支援活動事業費
DACC事業協力 \1,625,125
技術研修事業 \498,906
人材育成事業 \687,079
日本語学習推進事業 \366,729
合計金額 \3,177,839