事業/収支報告 事業種: 人道支援事業−1 ミャンマー支援(平成18年度第4期-1) 事業名: 06’12月 ミャンマー人道支援(1) 開催日: 2006年11月30〜12月20日 従業者: 18名 受益者: 約2000名(孤児院2、学校1、村4箇所支援) |
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事業内容: | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本から、ボランティア体験を希望する12名と、母国外でのダイレクトアクション学習のためにスリランカから現地NGO関係者1名が同行し、地元の青年ボランティアメンバーと信頼関係を相互に深めながら、現地での継続支援を協同で行った。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
受益者: 1.障害者&孤児施設 (障害者・孤児総数176名) 2.孤児院&訓練センター(700名) 3.高校 (生徒250名) 4.貧困村4箇所 (土砂崩れ被災者、周辺家族55世帯、200世帯、80世帯、2000世帯) 5.雇用促進(縫製チーム育成)&物々交換プロジェクト (10世帯) |
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事業目的: 1.米、食料品、医薬品、衣類、消耗品雑貨など物資と運営費の継続支援と、 地元の人々や村、施設の責任者との信頼関係を継続して深める。 2.現地調査と孤児院必要物資、医薬品運営費支援。 3.ミャンマー人の自立と相互扶助支援の継続。 4.縫製チームの継続指導とマネージメント指導、継続支援 5.物々交換プロジェクトの材料支援と支援物資配布 |
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事業の成果: 1.障害者・孤児施設では、クリスマスをボランティアと共に過ごすことになり、子ども達 の歓迎をうけ、支援先では珍しく交流ができた。ミャンマーでは、支援中、長く1箇所に 滞在することが難しく、日本からのボランティアに心のつながりを深めてもらうことが できた。 2.継続支援を行ってきた孤児院が、村に学校がない、家族で養えないという理由から 子ども達が孤児院に増加し、700人を越えた。そうした理由から訓練センターと名を 変えたS孤児院に、今後は縫製等技術を教え、雇用プロジェクトを開始する基盤づくり を始めた。 3.前回、内職として縫製の仕事を提供した女性達の作った衣類を買取り、農村部へ 支援物資として 配布する物々交換プロジェクトを継続。 4.進行中の村おこしプロジェクト(建築工事による雇用促進と村の活性化)継続支援。 5. 継続支援を行ってきた村で、土砂崩れがあり、被災者物資の支援を行う。 |
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事業の課題点ほか: 1.障害者孤児院では、環境、情勢から、自立を促す支援は厳しい。責任者の意識向上と 支援者の理解と直接の心のつながりを育む支援を継続していかなければならない。 2.訓練センターの縫製プロジェクトについては、責任者から同意を得られ、また現地の 青年ボランティアが、我々の訪問時以外の時期に、自発的に訪問を始めたことから 今後の自立支援への成果が期待される。 3.内職として縫製の仕事続ける女性達の継続サポートが、現地の青年ボランティアの 努力によって実施されるようになった。 4.進行中の村おこしプロジェクトは、情勢により、訪問自体が困難となりつつある。現地 との信頼関係と、彼らの自発的な継続活動をどう支えるかが課題。 |
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収支報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
事業予算 <ドル買レート 1$=118,72>
若干の誤差が出ています。 |