事業/収支報告 事業種: 人道支援事業−3 スリランカ支援(平成21年度第7期-1) 事業名: 09’8月スリランカ人道支援(1) 開催日: 2009年8月13〜8月23日 従業者: 5名 受益者: 約220世帯と子ども達約300名、その他不特定多数の貧困層 |
Sri Lanka 2009年8月 |
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事業内容: | ||||||||||||||||
受益者: 1. トリンコマレー地区セルワウィラ村(Seruwawila, Trincomalee)176世帯、学生126名、子ども多数 2. アンダラブッダ(通称ジプシー)村(Andrabedda, Galgamua)40世帯、学生、子ども 3. ガルガムア村カルナ幼稚園35人と近隣村の子ども達 4. 現地協力NGOの事業の活動支援、活動拠点センター支援(日本語学習合宿) 5. 自立支援プロジェクト(農業プロジェクト、ソーイング、マーケット)計画支援 ●現地協力NGO団体: Sihasara Panasiha Fundation との協働事業 |
セルワィラ村の様子 子どもボランティアも活動参加 アンダラブッダ村 特設:日本語クラス合宿(センターにて) NGOの拠点センターの裏庭で耕地 |
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事業目的と内容、課題等: 1. セルワウィラ村: 終戦を迎え、20年もの間疎開していた人々が戻り、生活復興を目指す村。 今回は、水のタンク、蚊帳、日用雑貨、食料品、種と農機具を提供し、自立を促す。初めての 訪問地のため、今後の信頼関係の構築がまず最初の課題。地域を守る軍の人たちとも協力し 人々が安全・安心した生活を取り戻す支援を継続して行う予定。 2. アンダラブッダ村: 前回の支援からの進展を視察に訪問。家、トイレ、畑作りともに順調。 住民のやる気と努力がみられる。半年間雨がふらないこの地域で、水の問題は深刻。生活用水 の確保と、自給自足のための菜園用の水が必要。手作りの井戸の水では不足。将来的な井戸 づくりの目標を立て、原生する樹木コホンバ(ニーム)の葉と実を使った土壌改良剤・防虫剤の 産業を村の人たちと話し合う。 3. 農業プロジェクト: 活動拠点センター(アルタガマ村)の庭を利用し、畑を増やし、新たに数種の 野菜を現地の人々と共に植えた。スリランカに原生する樹木を利用した、土壌改良や防虫剤を 使った研究を実施し、効果を見る。 4. ソーイングプロジェクト: 引き続き、指導員の育成のため、学生服の制作を行い、村への配布 物資として活用した。活動センターにミシンを設置したため、効率的に制作が進んでいる。 5. 活動拠点センター支援: 昨年の、日本人の3ヶ月滞在支援に引き続き、今年も12月より、3ヶ月 のセンターを活用したプログラム『日本語学習&技術研修プログラム』を実施予定にしており、 その準備のため、プログラムの教員スタッフメンバーが中心となり、特設クラスを実施。夏休み を利用して、中学生7名を含む13名が合宿参加し、5日間日本語授業と協働体験を行った。 |
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◎ 支援訪問の報告ブログレポート |
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収支報告 | ||||||||||||||||
事業予算 <ドル買レート 1$=99.45> ルピー:$1=R113.45
このほか、日本からの文具、タオル、石けん、日本語教材(辞書、ノート、テキスト等)、
ソーラーパネル、コホンバ(土壌改良剤・スプレー防虫剤)を持参し、提供 他の地域支援や現地の運送、交通費などは、現地のボランティアや寄付者による協力や アメリカのFoundation for Global Harmony, U.S.A 501(c)3 の協力によって実施した。 |