特定非営利活動法人CEALO グローバル・ハーモニー・ジャパン 事業報告書


事業/収支報告 
事業種: 
人道支援事業−3 スリランカ支援(平成18年度第4期-1)
事業名: 06’12月 スリランカ人道支援(1) 
開催日: 
2006年12月23〜12月28日
従業者: 
6名
受益者: 
約300名(国際ハートエキスポ事業参加学生支援)
事業内容:
カンボジア、日本、ミャンマーを訪れ、当団体のダイレクトアクション人道支援事業を体験体験した、スリランカの現地協力NGO責任者、他スタッフが協同で事業活動を行った。数箇所の村を訪れ、主に前回からの継続支援と視察となった。






受益者:
.Ambarlangoda(津波被災地)幼稚園(200名/内幼児50名)
2.Matara村(津波被災地)幼稚園(120名/内幼児77名)
3. Alauwa村(自立活動、バスケット作り)
4. Kanathalawa 村、ゴナウィラ村(36世帯)
5. Sihasara Panasiha Fundation 雇用促進(縫製チーム育成)プロジェクト
事業目的:
.米、食料品、消耗品雑貨、学用品など物資配布、被災地の子ども達を中心に
   訪問による精神的サポートを行なうと同時に、地元協力NGO関係者との信頼関係を深める。
2. 現地NGOが支援要請をする村の現地調査
3. ほかの支援国での成功事例を現地に伝え、スリランカでの可能性を探る
4. 現地協力NGOのマネジメントと取り組み調査
事業の成果:
1. 被災地の子ども達が卒園を向かえ、そぐ縁式に参列することになったが、物資の支援だけ
   ではなく、心の支えにもなれるようにと、現地NGO協力者が準備したことが何よりの
   成果であった。
2. 国内外のあらゆる支援を受けても、いぜん差別と犯罪の減らない不可触民と呼ばれる
   人々の暮らす村を支援することになった。この村との信頼関係構築を、現地現地NGO
   関係者が積極的に行っている。
3. 貧困村への物資に、衣類が必要と判断し、次回訪問に配布予定。ミャンマーの事例を
   関係者に伝えたところ、自発的に縫製プロジェクトを試験的に実施することにした。
   現地協力NGOが、独自に国内で支援者を募り、活動拠点を得ることが出来た。

事業の課題点ほか:
.現地NGO関係者が、当団体が行う他国での人道支援事業に参加した事は、大きな収穫
   となった事は、事業の成果として現れていた。一方、他国でのやり方をそのまま体験を
   していない他の協力者に理解を求めても困難であり、また理解を得たとしてもスリランカ
   独自の文化背景、政治的情勢、村の特質などを捉えなければ、必要なものを支援する
   ことにはならない。そうした学習も、研修に訪れた体験者にフォローが必要であること、
   また共に経験しながら見出し活かしていきたい。
収支報告
事業予算
<スリランカルピーレート \1=0.8881>
スリランカ人道支援 \800,000
R176.200
<内訳> + $5,000
南西部(津波被災地)2箇所 \26,039
カナトルワ村貧困層支援 \47,216
アラウワ村自立プロジェクト協力 \507
縫製プロジェクト \69,452
Sihasara Panasiha Foundation 事業協力 \656,787
合計 \1,612,775