事業/収支報告 事業種: 人道支援事業−3 スリランカ支援(平成21年度第7期-1) 事業名: 09’12月スリランカ人道支援(2) 開催日: 2009年12月20〜12月28日 従業者: 8名 受益者: 約110世帯と子ども達約200名、その他不特定多数の貧困層 |
Sri Lanka 2009年12月 |
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事業内容: | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
受益者: 1. トリンコマレー地区セルワウィラ村(Seruwawila, Trincomalee)60世帯、学生60名、子ども多数 2. アンダラブッダ(通称ジプシー)村(Andrabedda, Galgamua)48世帯、学生60名、子ども多数 ニームプロジェクト 3. 現地協力NGOの事業の活動支援、活動拠点センター支援(日本語学習合宿) 4. 自立支援プロジェクト(農業プロジェクト、ソーイング、マーケット)計画支援 5. 日本語学習&技術学習プログラム(ミャンマー人7名、スリランカ人10名) ●現地協力NGO団体: Sihasara Panasiha Fundation との協働事業 |
支援物資 日本人学生ボランティア、 ミャンマー学生ボランティア ミャンマー、スリランカの学生研修 アンダラブッダ村 ニームプロジェクト開始 |
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事業目的と内容、課題等: 1. セルワウィラ村: 前回に引き続き、内戦後の村と生活復興を目指す人々への継続支援を行う。 前回、農作業の道具類を寄付したことから、それらを活用して自立に向かっているかどうかを 9月〜現地で調査をしていた。政府の要請で、ここの土地で生活し、畑を耕すことを条件に、 居住許可がでているので、その調査も同時に行われた。その結果、60世帯のみが定住の意思 をもって生活を始め、畑仕事も始めているとの連絡を受け、60世帯に野菜の種、生活備品、 当面の食料品や学用品を手渡した。 2. アンダラブッダ村: 自給自足に加え、生活のための収入を得るため、肉体労働の仕事募集が 地元であっても、ジプシーということで差別を受け、仕事をなかなかさせてもらえていない人々。 定住を決め、子ども達も村の学校に通い始めたが、生活は厳しい。前回提案してみた、地元に 自生する樹木コホンバ(ニーム)の葉と種の採取(ニームプロジェクト計画の概要)だが、単に 役立つかもしれないので集めてみたら、と提案したまでだが、12名の人たちが米袋いっぱいに 葉っぱや種を集めていた。中には、上手に乾燥をさせている人や、実の果肉を乾燥させて集め ている人もいて、熱意の程が伺えた。次は、種をポットに入れ栽培することを提案。引き続き、 信頼関係を築きながら、仕事に対する熱意と管理能力をみていきたい。 3. 日本語学習&技術研修プロジェクト:かねてより計画していた研修がスタートした。ミャンマー から5名の学生と1名の教員研修生が3ヶ月滞在し、2名のスリランカ研修生+地元の学生(不 定期に通学)を対象に、日本語学習、協働ワーク体験、農業/大工仕事実習・研修、衛生教育 など、合宿で学ぶ。3名の日本人ボランティアスタッフが駐在し、日本語指導を共同生活にて 行う。 4. ソーイングプロジェクト: 引き続き、指導員の育成のため、学生服の制作を行い、村への配布 物資として活用。研修中に、縫製技術者のボランティアが滞在予定で、10日間の技術学習を 予定している。 5. 活動拠点センター支援:『日本語学習&技術研修プログラム』の実施や、地元の子ども、学生 が、奉仕活動にかかわりながら、日本語や日本文化に触れることができるよう、土日をオープン クラスにして3ヶ月間実施するなど予定中。また、建築物の修復や家具作りなど、大工仕事 の実習のため、センター敷地内の古い建物を利用したり、畑仕事のために庭を使い、ゴミ処理や 衛生管理の指導にも、センターの存在が役立っている。 |
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◎ 支援訪問の報告ブログレポート |
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収支報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
事業予算 <円レート> ルピー:1.231
このほか、日本からの衣類、文具、タオル、石けん、日本語教材(辞書、ノート、テキスト等)、
土壌改良剤・スプレー防虫剤、工具などを持参し、提供 |