社会奉仕・人道支援に関する人材育成事業 特定非営利活動法人CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパン
        
手から手へ、心から心へ... ひとりひとりができること、今日からはじめませんか? 心と物の豊かさを、地球の仲間と分かちあおう! .全ての人々が生きる喜びに満たされますように...

 

事業概要  >プロジェクトの始まり  >村で活用*創意工夫と知恵  
各年度の事業会計報告
>第1期(平成21年7月〜平成22年6月)

第1期スリランカ研修の全体スケジュール  日程/日課  研究課題

プログラム運営グループ本気でやらん会ホームページ
現地からの報告ブログ2009年第1期
現地からの報告ブログ2010年第2期

    【事業名】

日本語学習&技術研修プロジェクト

(社会奉仕と人道支援に関わる人材育成事業)

    【事業目的】



この事業は、日本とアジア発展途上国の人々を対象に、『協働・共育』をテーマ、『豊かな心と働く楽しさを育てること』を課題として、コミュニティー全体の自立と平和、『人々の生きる喜び』に貢献できる奉仕者としての基礎づくりを目的にした、社会奉仕と人道支援に関わる人材育成研修事業です。


    【事業内容】 アジア発展途上国からの研修参加者には、1期2年を基礎研修として、日本語学習、自立や生活向上に役立つ技術研修(衛生管理・生活学習、有機栽培、環境学習・環境浄化微生物の活用実験、ソーラー、大工や縫製仕事など)の課題を中心に学べる機会を提供します。同時に、日本人との共同生活や協働、人道支援活動への参加体験等を通じて、互いの奉仕精神や心の平和の大切さへの気付きを促しながら、心の学習にも取り組みます。

1.日本語学習&技術研修プログラム
  アジア発展途上国の研修生が受講する基礎課程の内容


 
 @母国での日本語学習: 研修参加を希望する候補生に対する予備学習と、
    研修開始後の研修生に対し、Aの期間以外に母国で日本語学習。
   (指導は現地スタッフ及び日本からボランティアが訪問)

  Aスリランカ協働研修: 日本とアジアの研修生・合宿研修(1年1回3ヶ月間)×2回

  B研修修了者へのフォロー:@〜Bの修了者が母国で心の奉仕者として活躍
    できるサポート。

  
  →継続学習と人道奉仕者を目指す強い意志のある修了者対象に、
     実地訓練を中心とした後続課程:「目指せ!心の人道奉仕者研修」事業に
     参加可能(事業開始 2011年〜)



2.日本語学習&技術研修プログラム
  日本人の研修参加者の実践内容


1)ボランティアメンバーによるプログラムの構築と運営の取り組み

  自らが実践者であることを指針に、『働楽・共育』を前提としたカリキュラム構築や
  情報発信等、事業運営を実地で行うプロセスを通じて、自らもこの事業の受益者として
  人道支援や奉仕のありかたを学び育てる。

  →初年度(2009年)から、数名のボランティアが手をあげ、『本気でやらん会』を立ち上げ
    勉強会、準備作業、情報発信等を実践中


2)日本語や基礎技術、専門技術の指導ボランティアの育成

  上から下に与え/教えるのではなく、『共に楽しく働き、共に育てあう』という
  テーマ(働楽*共育)の下、国内での勉強会、海外ダイレクトアクションへの
  体験参加等を通じて、プログラムにボランティア参加する(資格を問わない)教員、
  指導員の育成を行う。(日本人、アジア人共に対象)

 →2008年から、任意のボランティアにより、農業を通じた協働体験プロジェクトが行われ
   ており、将来的には、アジアの研修生の受け入れにつながることを目指しています。
  「グローバルハーモニーファーム働楽*共育 田んぼプロジェクト
 
 →2009年夏、国際協力のための手作りソーラーパネルの普及を行っているNGOの
   講師を招き、ソーラーパネルの手作り講習会を実施し、途上国の村への設置や
   将来的に技術者養成や現地での工場事業につながることを目指しています。
  
※ソーラーパネル講習会(第1回2009年7月/第2回11月 石川県)

 →2009年秋〜、東南アジアに自生するニーム(インド栴檀)の薬効に着目し、雇用創出
   や植樹をしようという「ニームGreenプロジェクト」が始まりました。このプロジェクトに
   協力参加する形で、研修生が3ヶ月の合宿中、農業実習としてニームの実験・研究を
   行うことを予定しています。その他、『えひめAI』という有用微生物を活用した堆肥
   づくりなども実験し、母国での農作業にすぐに役立てられるよう、作り方や活用法を
    覚えてもらおうとするものです。 ニームGreenプロジェクト
  
3)働楽*共育をテーマにした協働の理解と、共同生活を通じた学習

  アジア発展途上国から研修参加する研修生と、互いに『人々の生きる喜び』に貢献
  できる平和の実践者を目指す者同士として参加することを前提に、
  スリランカの活動センターでの合宿研修(全3ヶ月)に、任意の期間(最短1週間)、
  研修生として参加が可能です。(渡航・滞在費自己負担、無報酬)

  日本語や技術の基礎を「教える」ことを通じて、学ぶ経験を課題に、
  教える側⇔教えられる側の関係を上下関係とせず、共に働いて楽しい、共に育ち
  豊かになることを目指し、心がつながる平等な関係を築くことを目的にした
  協働体験学習を行います。


    【対象】 @ アジア発展途上国で、貧困層への人道支援活動に関わり、地域や母国の人々の
   自立と平和に貢献したいと希望する人々(年齢は問わない)
A 事業に関心を持ち、事業のプログラムを構築・運営する実地活動を通じて、人道支援
   や奉仕への認識を深め、平和の実践を目指そうとする人々
B プログラムの体験参加を通じて、人道支援や奉仕への認識を深め、平和の実践を
   めざそうとする人々


    【事業期間】  毎年3〜4月から新規スタート、1〜2月修了。(その年によって若干異なります)
 プログラム課程: 
 海外研修生1人の研修期間を2〜3年間とし毎年実施。








真の自立に必要なこと





















思い出そう、 日本のすばらしさ







支援の概念を超え 互いに努力し、 学び、育てあおう



プロジェクトのはじまり...

発展途上国への支援活動を続けていると、「彼らは、どうしたら真に自立できるのだろう」、「一体、本当に私達ができることって何なのだろう」という疑問にぶつかることがあります。それは、お金や物の支援でも、はたまた、学校教育や職業訓練を受けさせるということだけでも、解決できないのです。

途上国の多くは、日本よりも資源に恵まれ、広々とゆったりと生活しています。政府や海外支援がやってくれるのを待つのではなく、自分達で工夫して努力すればいくらでも生活はよくなるのでは、と思うことがよくあります。それでも現状はよくならない...。

「日本はテクノロジーがすごい。自分も高い技術を学びたい」、と言われても、実際には、村の人たちの生活にどれだけ役に立つのか、学んだからといって自立できるのか、と思うと疑問です。少なくとも、私達がこれまでに支援してきた、非常に貧しい地域で、教育も殆ど受けられていない人たちには、高度なテクノロジーも技術も役立ちそうにありませんし、私達は日本人ですが、残念ながらトヨタの車を作ってみせることはできません。

活動を通じて気付いた、"彼らにの自立に必要"で、"私達に提供できること"とは、工夫や知恵、お役に立てて嬉しい”という本来の勤労の精神のようなものなのではないか、ということです。

カンボジア支援活動中のある時、1人のカンボジア人が、「日本は戦争で負けたのに、どうしてそんなに早く高度に発展したんだ?」という質問をしてきました。その時、支援を受けている自分達は木陰で休み、炎天下で汗を流していたのは子どもと日本のボランティアばかりだったもので、思わず、「みんなで力合わせて一生懸命働いたからでしょ。カンボジア人みたいに怠け者じゃないから」...。

休憩だけは得意だったそのカンボジア人にゲンコツを入れたい気持ちも半分ありましたが、戦争で何もかも無くした日本が、今日の近代日本を築き上げることができたのは、「みんなで頑張ったから」、に尽きるのではないでしょうか。戦争体験世代の方には、そんな生易しいものではなかった、としかられるかもしれません。

しかし、戦後の日本人が、外国から助けに来てくれた人に任せ、自分はのんびりやっているような日本人だったら、きっと今の日本はなかったに違いありません。昔ながらの日本人的な『生き方』や『スピリット』に、途上国の人々が自立に役立つヒントがあるのでは?そんなことを、支援の現場が教えてくれたのです。

熱意や志をもって働き、技術を磨くために努力を重ね、少ない・狭い中で生きるための工夫・知恵を働かせ、互いに感謝し合うといった、日本人の生き方・スピリット(精神)です。勤勉さ、他人や社会全体への思いやりの心、おじいちゃん・おばあちゃん達のあるものを生かす知恵や、生活の中に溶け込んだ創意工夫....。それこそが、貧しい村の人々が、その村で生き方を向上させようとするときに役立つのではないでしょうか。

実際に、支援活動の中で、日本人の働く姿勢や創意工夫には現地の人たちも非常に関心をもち、即まねて実践していることも多いのです。非常に単純なことなのですが、気づかないでやり過ごしている様な事です。それが実際に、創意工夫の大切さや楽しさを知り、生活を向上させるきっかけにもなっているのです。その実例をいくつかあげてみました。こちらをご覧ください。



同時に、こうした知恵や工夫は、"日本らしい"、と思う一方で、それを伝えることができる日本人は、そんなに多くない、ということにも気づかされます。また、国際協力を特別なものと意識し、目に見える成果を追いかけるような支援をやっている時には、単純な工夫やもったいない精神の重要さに気づかないし、忘れているのです。

機械が何でもやるようになり、便利なものにあふれた生活の中では、工夫も知恵も必要がないような錯覚に陥ります。しかし、それを作った世界に誇れる日本の技術は、工夫と知恵と努力の積み重ねの賜物であることを忘れているだけなのではないでしょうか。

日本の私たちの活動拠点、ハートスペースでは、最小限のもの、みなさんから寄せられた協力だけで生活していますので、創意工夫の必要性は非常に高いです。互いの創意工夫を分かち合いながら、そして熟練の方たちから教わりながら、『面倒くさい』をやめれば、いくらでも知恵はわいてきます。それが実はアジアの支援の現場で思いがけず役に立っているのです。

日本で普通に生活をしているとなかなか気づかないことも、アジアの仲間と関わることで、失いつつある沢山の宝を思い出すことが多々あります。支援をしつつ、気づかされるのです。もっと伝えたいから、日本のよさをもっと知りたい、思い出したいと思うようになるのです。それには、物質に恵まれた生活をしてきた私たちとしては、学び、思い出し、実践する努力も必要なのです。



日本の素晴らしさを再発見することによって、日本の次の世代にも伝えて行くことができます。同時に、途上国の人たちも新しいことを学ぶことができるのです。ここには、上から下に与え・教えるのではなく、共に体験し、共に育てあうという、いわば、互いに有益な交換学習が可能になります。

アジアの人々には、専門的な技術を身につけることで、経済的な自立は期待できますから、自立支援のために技術提供をしていきたいと思います。それと同時に、こうした工夫や知恵を育んでいければ、「あれがないから...、これがないから出来ない」、という言い訳はなくなり、生き生きと暮らしていくことができるのではないでしょうか。

また、日本の人々には、お金に余裕があるから奉仕するのではなく、困っている人がいたら助けるという元々の思いやりの心や、マイペースでコツコツとよく働き長生きしている日本のおじいちゃん、おばあちゃん達の生き方を思い出すことで、次の世代に大切なことを伝えることができ、生き生きと暮らしていくことができるのではないでしょうか。

これらを期待し、日本の熟練者、経験豊富な年代や生活者からアジアの人々が直接学べるように、ツールとしての日本語を習得するところから、またそれをどう教えていくかを自分達で考え実践できるところから始めるプログラムにしたいと思います。

  

 
 途上国の村で活きる 創意工夫、生活の知恵
 専門家でなくても、簡単なことなのにやらないか、気づかないような創意工夫は至るところに...。
 下記は、これまでの支援の最中、なんということはなくやっていた事ですが、現地の人たちには、非常に感心された事例です。
 「え〜、こんなことで?!」と、思うのですが、「日本人はすごい!」と、声があがります。



 日本語の辞書を買ってきました。
 ミャンマーでは、湿気が多く、寒暖の差も激しいので、本や紙は痛むのもあっという間です。
 そこで、テーブルクロス用に使ったビニールの残りや、ビニール袋を使って、カバーを作りました。
 これで、みんなで長く大事に辞書を使うことができます。

 枝豆を植えました。
 植えた先から、「この畝には何を植えたんだっけ?」...。
 持ってきた種の袋をサインに残しておきました。漢字が読めなくても、写真がついている袋は
 一目で分かります。

 ろうそく立てもなく、机の上やお皿に直接ろうそくをたらして使っています。
 また、「こういう缶のジュースは稀にしか飲めない!」と喜んでも、全部ごみにしてしまいます。
 また、お金もちや外国人の残していったこうしたごみも、ゴミ集めをして生計を立てる人たち
 以外は使おうとしません。
 アルミ缶は簡単にハサミで切ることが出来、あっという間にろうそく立てのできあがりです。

 このほか、ペットボトルを切ってペン立てにする、切った口の部分(キャップ〜上部)は、
 逆さにして切ったボトルの中にはめ込むと、ジョウロになります。

 砂利を運ぶとき、米袋(左写真)の上下を切って、中に棒を2本通せば簡単です。

 
 途上国の村で活きる 創意工夫、生活の知恵
事前ミーティングで骨格を作り、現地入りしてからその流れで1〜2週間、徐々にセンターの設備と生活のリズムを整えながら
下記のような日程を設定しました。基本的にこの日課を実践し、不規則ですが、スリランカ人対象のオープン・クラスを実施や
人道支援活動、交流事業などへの参加も実施しています。
(※研修日課、スケジュールは、現地で状況に応じて変更していますが、基本的な枠組みは大きく変更はありません。)
  時間 全体の動き 研修生 日本人スタッフ

6:00 起床 (朝の時報の鐘)  
7:00 朝食 朝食当番/掃除当番
  8:00 朝礼 8:20〜全体朝礼 8:00〜朝礼(連絡・報告)
(↓終日の時報の鐘)


8:30 授業(1) 基礎・文法 日本語指導/作業
9:30 授業(2) 読み・書き 日本語指導/作業
12:00 昼食 昼食当番/掃除当番

13:00 リクリエーション
予備の時間
働楽ワーク、授業、自習など
遅延している作業に充当


14:00 授業(3) 応用、ドリル 指導/作業
15:00 授業(4) 会話、ロールプレイ 指導/作業
16:00 お茶休憩  

16:30 働楽ワーク ニームプロジェクト
農作業プロジェクト関連
研究実験・実習等
19:30 夕食 夕食当番/掃除当番

20:00 実習/調整時間 自主学習
(心の日記作成)
夕礼・連絡
日報・ブログアップ
21:00 共有の時間 国別分かち合いの時間
「心得の条」読み上げ内観、心の日記分かち合い
23:00 消灯
 
 途上国の村で活きる 創意工夫、生活の知恵
下記は、初年度のスケジュールですが、事前ミーティングで骨格を作り、現地入りしてからその流れで1〜2週間、
徐々にセンターの設備と生活のリズムを整えながら下記のような全体スケジュールを組みました。
日本人の任意ボランティアスタッフが、渡航滞在可能な日程を全員で調整し、人道支援事業や、その一環で実施する
ソーラーパネル設置/センター建物修繕実習、農業実習なども、スケジュールの中に組み込みました。

※研修スケジュールは、毎年多少異なります。

事業参加 全体の動き 日本語学習 協働ワーク ボランティア人数


セルワウィラ村支援
アンダラブッダ村支援
プログラム開始
ダイレクトアクション事業
第1課試験実施 センター全体整備
日課調整
生活衛生規則設定と準備
駐在3名
ダイレクトアクション6名


通常日程 第2課〜 納豆づくり
えひめAIづくり
ベッドづくり
駐在3名


通常日程 第7課〜 堆肥づくり
えひめAI継続
ニーム育苗
駐在4名



通常日程 第12課〜 堆肥づくり継続
えひめAI継続
ニーム、野菜栽培
駐在4名



通常日程 第17課〜 堆肥づくり継続
えひめAI継続
ニーム、野菜栽培継続
駐在3名


アンダラブッダ村
スリランカ学習
ダイレクトアクション事業 課外学習 スリランカ学習等 駐在3名
学習指導4名


農業学習・実習
ソーラーパネル設置
センター修復実習
縫製技術実習
ダイレクトアクション事業 技術学習・実習 事業参加(最左欄) 駐在3名
学習指導4名
ダイレクトアクション10名


ダイレクトアクション事業 技術学習・実習 事業参加(最左欄) 駐在3名
学習指導2名
ダイレクトアクション10名



通常日程 第22課〜 堆肥づくり継続
えひめAI継続
ニーム、野菜栽培継続
駐在3名


キャンドルプロジェクト 通常日程 第27課〜 えひめAI継続
キャンドル作り
ニーム、野菜栽培継続
駐在3名




通常日程 第32課〜 ニーム、野菜栽培引継ぎ
堆肥づくり引継ぎ
駐在3名



絵本プロジェクト 通常日程/まとめ 絵本読み聞かせ実習
まとめ、感想文、テスト
センター引継ぎ
片付け、引継ぎ
整理、清掃等
駐在3名



 
 途上国の村で活きる 創意工夫、生活の知恵
初めてとなる第一期の当プログラム。3ヶ月の滞在スタッフはいますが、それ以外は、いろんなメンバーが週代わりに滞在します。
それぞれ色んな思いや、やりたい事もあり、一時はその計画も立てられていましたが、3ヶ月通じて学び生活する研修生の意識が
散漫になったり、やりかけたことが中途半端にならないためにも、また、母国に戻ったときに「地道に努力して工夫を積み重ねる」
パターンが身につき、役に立つように、3ヶ月通じての研究・課題を挙げ、実践してみることにしました。

<農業実習関連>
自立・人道支援の一環として、農業にかかわる自立支援のために立ち上げられた『ニームGreenプロジェクト』に参画する形で
現地スリランカの貧困村と同時進行で、自生するニームの葉や実、種を使った土壌改良や防虫の実験を行うことに
しました。また、その種から栽培を試みたり、ニームを施した土・野菜と通常のものとの比較研究を行ったり、
そして、農業の基本となる『土作り』のための実習として、有用微生物を使った生ゴミ処理と堆肥づくりも行うことになります。

3ヶ月間の間、実験、観察、研究を体験し、記録のとり方、比較の仕方、工夫・改善の方法を覚えてもらうよう、日本語授業外の
協働ワークの時間を有効に使い、実践する予定です。

<ソーラーパネル設置、建物修復体験実習>
また、2月には、10名のボランティアが現地入りし、ソーラーパネル作り講習会で作られたソーラーパネル計5枚のテスト設置を
行います。これは、電気のない貧困村などに将来的にソーラーパネルの設置が自分達で行え、点検修理が出来るようになるための
第一歩です。更には、講習会で日本人が手作りしたように、将来的に自分達で作れる人材が育つことを目標に、まずは、
電気や有る程度の設備が整い、稼働状況が点検でき、修理もしやすい環境の、活動センターに設置をします。
古い建物が敷地内にあるので、そこを修繕し、教室増設を兼ねて、屋根にソーラーパネルを設置し、室内の蛍光灯に
ソーラーエネルギーを活用しようとするものです。(期間:2月の第7〜8週で実施)